僕自身が「やりたいこと」より「お金」が全てだと思っていました
僕は「やりたいこと」や「夢」なんて、一部の恵まれた環境の人達のもので、自分には関係のないものだと思っていました。
そして、いつも「心が満たされない」感覚があり、「他人への不満」や「責めるこころ」が強く、「成功者はずるい」とさえ思っていました。
そんな自分が嫌いでしたが、自分の性格はいまさら変わらないとも思っていました。
まわりと比べると、そんなにひどい人生では無いのかもしれないけれど、いつも同じことの繰り返し、「人生に停滞感」を感じながら生きていました。
「仕事」や「時間の使い方」を「自分では決められず」、誰かに与えられた「レールの上を進む人生」だと感じていました。
そんな僕の意識が180度変わったのは、アドラー流コーチングに出会ったからでした。
アドラー心理学は学問(心理学)と言うよりも、人が幸福を感じながら生きていくための「方法」や「道しるべ」です。
先人の知恵、自分がより良い人生を歩むために使える「素晴らしい道具」です。
そして、誰でも理解して「生活に取り入れれば」変化は起きることを、自分の体験から知りました。
コーチングの土台
tsudoiのコーチングの土台「一番下の部分」には、「アドラー心理学」の理念をもとにした自分自身の「あり方」があります。
その「あり方」という土台の上に、学習とトレーニングを通して培(つち)われた技術や技法が乗っています。
tsudoiでは、まずこの土台を一番大切にします。
だから、最初にクライアント(コーチングの受け手)が、「自分自身を知ること」からスタートします。
クライアント自身の自己理解が進み、自分が満たされていく過程で「自分の中」の「いろいろな変化」に気がつきはじめます。
それが「一定量を超えた時」に「まわりに良い影響」を及ぼしはじめます。
自分を「畑の土」、まわりへの自分の影響は「実り」だと思ってみてください。
枯れた土、痩せた土に、いくら良い種や苗を植えても「よい実」はなりません。
だからと言って、あせって肥料を入れても効果はありません。
むしろ肥料によって植物が枯れてしまうことも起きます。
だから、まずは「土を育てる」のです。
肥沃で豊かな土壌からは、「良い影響」、「素晴らしい実り」がどんどん出てきます。
あらためて言います。
tsudoiでは、まず最初に「自分との対話」によって「自分を満たす」ことから始めます。
そして、あなたの中にある「本当はどうしたい?」を一緒に引き出していきます。
答えはクライアントの中にあります。
「説得」ではなく、「納得」して「自ら進みはじめる」。
自分らしい人生の舵を「自分で切りはじめる」こと
これを一番大切にしています。