こんにちは、北海道でアドラー流のライフコーチをしています。 野地 基記(プロフィール)です。
本日は、威圧的な上司との付き合い方についてをテーマにお伝えしていきます。
僕も以前は、威圧的な上司との人間関係に悩んでいました。
職場での人間関係に悩んでいるのは辛いことです。
その時は我慢して耐えるしか無いと思っていましたが、実は怖いと感じる上司と円滑なコミュニケーションを取るには、様々な要素があるのです。
パワーハラスメントに当たる場合は、社内の相談窓口に相談することが大切です。
しかし、パワーハラスメントに該当しない場合は、冷静に状況を分析し、状況を改善するための対策を練ることが必要となります。
本日はその中でも重要なポイントに絞ってお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
威圧的な上司との付き合い方
◉自分自身の姿勢を見直すこと
まずは自分の姿勢を見直すことからはじめます。
上司から怒鳴りつけられたり、厳しい言い方ばかりされていると、上司に対しての自信を失って、自分自身を見下したり、自己嫌悪感に陥ることがあります。
自分は感情的にならずに冷静に対応することが重要です。
冷静になることで、威圧的な言動を受け流して、自信を持って、自分の意見を主張することが大切ということです。
自分の考えを明確に表現することは、自己肯定感を高めることにも繋がります。
自己肯定感とは、「自分自身を認める」という感覚で、自分が自分らしくありのままであり、自分自身を肯定的かつ好意的に受け止めることができる感覚のことです。
自分の考えを明確に表現することで、自分が自信を持って自分らしさを表現し、自分の考えを認めてもらうことで自己肯定感が高まると感じることができます。
◉相手に敬意を示す
また、上司に対して敬意を示すことも大切です。
上司に対して敬意を示すことで、上司とのコミュニケーションがスムーズになるからです。
威圧的な上司は、自分自身の権限や地位を誇示することで、部下を支配する(自分の思い通りにさせようとする)傾向があります。
しかし、敬意を示すことで、上司と部下の間の距離を縮め、信頼関係を築くことができます。
その結果、上司と部下の間のコミュニケーションが円滑になり、意見を伝えやすくなるため、問題解決がしやすくなっていきます。
◉敬意と媚びるの違いを理解する
ここで大切なのは、威圧的な上司に敬意を払うことは相手に媚びることでは無いということです。
敬意を払うことは、相手の地位や役割を尊重し、礼儀正しく接することを意味します。
上司が威圧的であっても、その人が上司としてのポジションにいる理由があることを認め、相手に対して適切な敬意を払うことが大切です。
例えば、会議で上司が発言した際には、静かに聴き、目を合わせて応答するなど、敬意を表現するなどです。
一方で相手に媚びることは、自分自身を低く見せることです。
相手を喜ばせるために不必要なお世辞を言ったり、過度な気遣いをしたりすることを指します。
これは、相手に対して自分が従属的な存在であることを示し、自分の意見や考えを抑え、相手の求める言動を行うことを意味します。
このような行為は、自己犠牲や自己否定につながってしまいます。
自己犠牲をし過ぎると、自分の欲求やニーズが犠牲になることがあり、長期的にはストレスや不満の原因になっていきます。
また、自己否定をしていると、自分自身の可能性を見出すことができません。
自己否定している人の多くが、そのことに気づかないまま、自分がダメな人間だと諦めてしまったり、生きづらさを感じているといわれています。
大切なのは自分自身に敬意を持ち、相手にも敬意を示すことです。
◉アサーティブなコミュニケーションをする
アサーティブとは、自分の意見や考えを率直に相手に伝える「表現方法」のことです。
アサーティブなコミュニケーションを取ることで、相手に対して敬意を払いつつも自己主張ができ、ストレスを軽減することができます。
アサーティブなコミュニケーションとは、相手に攻撃的になることなく、また相手に従属的になることもなく、自分自身を尊重しつつ、相手の気持ちを尊重した自己表現ができる状態を指します
アサーティブな表現ができる状態になるには、練習が必要です。
しかし、今の自分の状態が「どのくらい自分を尊重しているのか?」もしくは「どのくらい相手を尊重しているのか?」そして「どのくらい自分を疎かにしているのか?」
このような視点を持ち、それを客観的に判断することが大切です。
こういった視点を持つことが、自己犠牲や自己否定、もしくは相手に攻撃的になる状態から冷静な状態で相手とコミュニケーションをとる第一歩なのです。
◉原因を探る
また、上司の威圧的な態度を改善するためには、その原因を探り、対処することも必要です。
上司の威圧的な態度が職場の雰囲気を乱すことは明らかです。
原因を特定することで、上司の性格面を含めた対策が見えてくるため、自然と対処もしやすくなります。
しかし、上司が変わることは簡単ではありませんし、変えようと思っても変えられるものでもありません。
自分自身ができることは、自分がうまく引くことや、威圧的な態度をやんわりとかわすことです。
さらに、威圧的でない上司のことを褒めることも効果的です。
上司に対してポジティブなフィードバックを送ることで、相手にとってプラスに働く行動を促すことが期待できます。
まずは自分自身ができることから始め、上司とのコミュニケーションを通じて、改善を目指すことが大切なのです。
◉上司と共通の目標や価値観を見つける
上司との関係性を改善するために、共通の目標や価値観を見つけることも有効です。
共通の目標や価値観を見つけることで、お互いが同じ方向を向いて仕事をすることができるので、お互いが協力し合い、共に成長することができます。
また、お互いの考え方や意見が合わないときでも、お互いの視点を尊重し合い、協力して問題を解決することができます。
さらに、共通の目標や価値観を見つけることで、お互いが互いを理解し合うことができます。
これにより、威圧的な上司が「自分の意見」を主張するときに、それを理解しやすくなります。
ただし、共通の目標や価値観を見つけることは容易ではなく、時間がかかることがあります。
焦らず一歩づつ進んでいくことが前進のコツです!
最後に、必要であれば上司との関係性改善のための専門家やメンターに相談することも検討してみてください。
もし上司との関係に悩んでいる、誰に相談して良いか分からない、上司に嫌われるともっとひどい状況になってしまう、こんなふうに思っている人は、ぜひ体験セッションを受けてみてください。
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