こんにちは、北海道でアドラー流のライフコーチをしています。 のっち(@nochinotch)です。
今回の記事は、メトロノームを使って「ゆっくり」の自分を作る、僕が考えたコーチングのトレーニングについて書きました。
この方法は、コーチングに関わらず誰にでも役に立つことなので、ぜひこの記事を読んで試してもらえると嬉しいです。
方法は簡単です。
スマホのアプリでメトロノームを聴いて、「動作のスピードを物理的に遅らせて過ごす」のです。
これは時間に余裕をもって、ゆとりのある人生を過ごす「スローライフ」とは少し違います。
物理的なスピードを意識して遅らせるのです。
【期待できる効果】
- 自分が「焦っている」ことに気づく
- 「慌ただしい中にいるという感覚」に気がつける
- 「時間に追われた自分」と「ゆっくりしている自分」の差に気がつく
- あせりや不安を手放せる
- 「いまここ」で起きていることに意識が向けられる
- 動作が丁寧になる
- 自分の気持ちへの向き合い方が丁寧になる
- 穏やかな気持ちになる
スローテンポを耳から入れる
そのための方法です。
スマホのアプリでメトロノームの リズム音をテンポ数字は40とか45くらいで「ながら聴き」します。
そうすることで、自分が無意識に反応しているものを、意識して意図的に遅くしていくことを体験します。
この画像は僕が使っている「Smart Metronome & Tuner」というiPhone用のアプリの画像です。
一応リンクも貼っておきますね。
(➡️iPhone用「Smart Metronome & Tuner」アプリはこちら)
(➡️アンドロイド用「Smart Metronome & Tuner」アプリはこちら)
どのアプリでも大丈夫ですが、なるべくシンプルなものが使いやすいと思います。
ながら聴きを推奨したいので、イヤホンは骨伝導イヤホンのような外の音も聴こえやすいタイプものをおすすめします。
他には、iPhone純正のイヤホンのようなものが良いと思います(僕はイヤホンについてはあまり詳しくありません)。
僕は、Shokzというブランドの OpenComm(骨伝導イヤホン)を使っています。
外の音もバッチり聴こえて、マイクもあるのでオンラインセッションなんかでも使いやすいです。オススメですよ♫
あまり高性能な外音をシャットアウトするタイプのイヤホンは、(この方法の時は)避けた方がほうが良さそうです。
ゆっくりしたリズムで過ごす
ゆっくりしたリズムの中で過ごしながら、こんなことを意識してみてください
- 日常のさまざまな動作のスピードを落とす(ゆっくりを意識する)
- 話す速度を落とす(ゆっくりと)
- ワンテンポ待ってから会話を返す(こっちが話す)
- ゆっくり食べる
- ゆっくり歩く
その時に感覚(感じられるもの)に意識を向けていってください。
しばらくすると、頭の中にある雑多な思考が手放せていって、自分の心が静まっていっていく感覚に気がつきます。
ただ、音を流して聴いてみる
では、実際の聴き方です。
正直、あまり深く考えずに、とにかくやってみるだけでOKだと思っています。
何回かやっているうちに、コツが掴めてきます♪
では、聴き方です。
まずはメトロノームの音をイヤホンから流します。
メトロノームのゆっくり刻むリズム音を聴きながら、意識的に自分自身とゆっくりなリズム音との歩調を合わせていきます。だんだん自分の反応するリズムが遅くなってきます。
まずはこの状態を楽しんでください。
ただメトロノームの音を流して、それを聴き流すだけで良いのです。
意外と自分がいろいろなものに食い気味で(ちょっと早いタイミングで)反応していることに気がつくと思います。
自分のスイッチがオフになる
それでは、次のステップです。
最初はメトロノームのリズム音を意識して聴きますが、徐々にリズム音を「聴くこと」から、自分がメトロノームの音(リズム)に「気づいている事」に意識を移していきます。
自分が反応するタイミングがゆっくりになってきたら、徐々に自分の中の「スイッチ」がオフになっていくことを意識してみます。
自分の中にこんなスイッチがあると思ってみてください。そして、そのスイッチがオフになっていることに気がついていきます。
- せかせかしたスイッチ
- 早くしなければというスイッチ
- どうしようという不安のスイッチ
- あんな事しなきゃよかった過去を見るスイッチ
- イライラのスイッチ
- 何かに執着するスイッチ
すぐにオフにならなくても構いません。あせらずゆっくりと構えてください。
そのうちどれか一つのスイッチがオフになったことに気がつくときがきます。
それがいわゆる「コツを掴んだ」状態です。
ここが難しければ、聴くでぜんぜんOKです♪
リラックスした中での集中
自分がだんだんオフの状態になっていくと、自分の中に「安らいでいる部分」を感じていきます。
それを感じながら、同時に音のリズムに気づいている。
そして、目の前で起きている出来事にも意識は向いている。
そのことに気がついている状態です。
いったんオフにしたスイッチのツマミを集中側に少しずつボリュームを上げていく感覚です。
これによって「リラックスした中での集中状態」になっていきます
マインドフルネスに近いですね
まとめ
今回の記事は、僕がコーチングのトレーニングの一環としてやってみたことです。
ゆっくり過ごす事で、自分に起きる素晴らしさを体感してほしくて書きました。
誰でもできるし、簡単な割に役に立つのでぜひ実際に試してほしいと思います。
残念ながら読むだけでは変化は起こりません。ぜひ実際に試して下さい!
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