こんにちは、北海道のプロコーチ のっち(@nochinotch)です。
会話していてると、たまに「相手がつまらなさそう」にしている光景を見ることがあります。
こんなときは、もしかしたら相手を不快にする「聴き方」しているかもしれません。
気がつかないうちに相手を不快にしたり、傷つけたりしていたら怖いですよね。
これは「相手の話を聴く」ことが出来ていないからなんです。
長女を悲しい表情にさせてしまった聴き方
うっかり話をさえぎり、長女に悲しい顔をさせてしまいました。
長女が僕に「自分が読んだ本」について話をしてくれたときの話です。
「その本」は僕も知っている本でしたので、『あの本だよね!あそこ〇〇なんだよね〜』と話の途中で意見をはさみました。
そのとき、長女の楽しそうな表情が少しくもりました。
でも、僕はあまり気にせず『ねぇねぇ、あそこのところはどう思ったの?』と追い討ちをかけるように続けちゃったんです。
すると長女は少し悲しい顔で『ねぇお願い、ちゃんと話を聴いて』と言ってきました。
そのとき「ドキッ!」としました。
そしてすぐに『ごめん、好きな本の話だったので…。』と素直に謝まりました.。
すぐに安心した表情に戻った彼女は、また楽しそうに続きを話しはじめました。
このとき起きたのは、長女が伝えたいことを話し切る前に、僕が意見をはさんだので、伝えたいことが「未完了のまま」になってしまったのです。
その結果「お父さんが話を聴いてくれない」と悲しい顔をさせてしまいました。
相手の話を聴く
実は、コミュニケーションで大切なことの一つは「相手の話を聴く」と言うことです。
「相手の話を聴ききる前に、自分が話しはじめてしまうこと」で相手を不快にしていることがあります。
ここで言う「相手の話を聴く」とは、「肯定的な関心を持ってしっかり聴く」(どんな話もOK!)。そして、いったん「相手の話が終わるまでは、解釈を挟まずに聴ききる」ということです。
肯定的関心を持って聴くとは?
ざっくり言うと、どんな話もOK!善い悪い、好き嫌い、自分の考えを交えないで、相手の話を聴きたい♪と思いながら「話を聴く姿勢を持って」聴く。どうしてそう考えるのか、その背景に関心を持って聴くと言うことです。
コミュニケーションにおいて、このことはとても重要です。
話を肯定的にそして最後まで聴いてもらい、相手が「話したい」ところまで、句読点のまる「 。」のつくところまで、しっかり話し切ってもらいます。
そうすると、話し手は思考が整理され、スッキリします。そして、とても共感されたと感じます。
逆を言うと、相手が話に興味が無いのかな?と感じながら、話の途中で、その話の句読点のてん「 、」のところで、割り込むように相手が話しだすと…。
思考は整理されず、スッキリしません。そして、ぜんぜん共感してもらえないと感じます。
こうやって、知らないうちに相手を不快にさせているのです。それがもし、親やパートナー、上司や先生のように、自分が相談する相手だったとしたら、傷ついてしまうことだってあるんです。
まずは、自分の会話をよく観察することからはじめましょう。
まとめ
みなさんはこんな経験ありませんか?
「言われてみればあるかも…」と言った感じでしょうか?
会話の時に、ちょっとだけ「聴く」ということを意識すると、コミュニケーションの質が変わります。
それは相手にとって心地良いものになります。そして鏡に反射するように、それは自分にも返ってきます。
ぜひ、こんな素敵なコミュニケーションを楽しんでください。
音声配信アプリ「stand.fm」についてはこちら♪
-tsudoi-coachingのサービス-
●「コーチングセッション」
ライフコーチとして多くの人の「課題の解決」や、「自分の夢」を見つけること、手に入れることに関わってきました。ぜひ相談ください!
●「コミュニケーション&コーチングスクール」
コーチングを人生に取り入れて、それを最大限に活かすなら、これ!
コーチとしての新たな人生を手に入れませんか!多くの方から「受けて良かった」の声を頂いています!!
●お問い合わせ
LINE公式(@motoki123)
または以下の専用アドレスよりお問合せ下さい。
問合せ専用アドレス:info@tsudoi-coaching.com
あなたに会えることを、楽しみにしています。
コメント