相手の気持ち（感情）を受けとめて、自分の気持ちを伝える「表情」を使ったコミュニケーション

こんにちは、北海道のプロコーチ のっち(@nochinotch)です。

今回のテーマは、お互いの感情に合わせた「表情」です。

以前の記事で「笑顔を使ったコミュニケーション」について書きました。（詳しくはこちら➡️『会話が楽しくなる「笑顔を使った」コミュニケーション』）

「笑顔」はどんな時でも使える「魔法の表情」です。

しかし深刻なことや、不安なことを相談したいときに、相手が笑顔だと少し話しにくいですよね。

こんなときは、相手の感情に合わせた表情を取ることが、笑顔よりも適切な表情と言えます。

今回は、相手の気持ち（感情）を受けとめて「自分の気持ちを伝える表情」を使ったコミュニケーションについて書いています。

笑顔は安心感を生む「魔法の表情」

相手が笑顔でいると、自分は受け入れられていると感じて「心が開きやすく」なります。

もちろん「にっこり笑顔」ですよね？

笑顔は、それだけで安心感を生む「魔法の表情」なんです。

なんでも話せる肯定的な空気感

笑顔から生まれた安心感が、なんでも話せる肯定的な空気をつくります。

それは信頼感につながっていきます。そして言いにくいことや、（ふと思いついた）率直な意見もオープンに話してくれるようになっていきます。

笑顔は肯定的な空気をつくります。そこには何を話しても否定されないという安心感が生まれています。

このような状態を「心理的安全性の高い状態」と言います。

心理的安全性の高い状態は、あなたの「 どんなことでも話してほしい 」という「笑顔」から生まれるのです。

表情を気持ち（感情）に合わせる

笑顔は素晴らしい「魔法の表情」です。

笑顔が豊かな人は、それだけで喜びに満ちた人生を歩むでしょう。

しかし、どんなときでも「笑顔だけで良いか」というと、残念ながらそうでもありません。

深刻な話や、悲しい話のときに、ずっと笑顔で聴くことは不適切かもしれません。

にっこり笑顔、ではないですよね。

ここで意識したいのは、「相手の気持ちに合わせた表情」（笑顔も含めて）を使うことです。

表情を「 使う 」というと冷たく聴こえるかもしれません。しかし、ここはあえて「 使う 」という言葉にしています。

なぜなら表情は「意識して使うもの」だからです。

きっと無表情ですよね。

真剣に話を聴いているときは、意識は話に向いています。慣れていないと表情にまでは意識が向けられません。

こういうときは無表情になりやすいんです。

だからこそ、ぎこちなくても良いので表情を「 使う 」ことを意識してほしいのです。

楽しい話は笑顔でと興味深そうに、深刻な話は真摯で真剣な表情で。

相手の感情に合わせた表情を使うことで、あなた心が伝わります。

あなたがいま感じていることは、ちゃんと相手に伝わっていくのです。

まとめ

相手の感情を受けとめて、それに合わせた表情をする。

相手を質問攻めにしたり、良いことを伝えようと一方的に話すのではなくて、しっかり聴いて受けとめる。

すると自分の中に、相手の感情がすぅーっと入ってきます。

感情を感じたら、それに合わせた表情を意識して使う。

最初はぎこちなくても、慣れてきたら自然と表情が出てきます。

あなたの内側にある思いは、ぎこちない表情からも、ちゃんと相手に伝わります。

あなたのコミュニケーションで相手と心がつながっていったら素敵ですよね♪

ぜひ、この素敵なコミュニケーションを楽しんでください。

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