「心の反応」を観察して、自分が「やりたいこと」に気づく

自分が「本当はやってみたいこと」をいつも後回していませんか?

もしかしたら、充実感や満たされた気持ちを感じられず、人生に疲れているかもしれません。

これは「そういう人」に起きやすい状態です。

  • 「やるべき、やらねば」を優先させて、「いつも気を張って」疲れる
  • 「やるべき」を優先させる裏に、「他人の評価」を気にする自分がいる
  • 「自分の気持ち」を優先させることに、「後ろめたさ」を感じる
  • 「やりたいこと」に気がついても、「自分には無理」とすぐ思う
  • 「同じことの繰り返し」で、「月日が過ぎるのが早い」と感じてる

そういう状態にある人は、「できるかどうか」に意識が向きやすい傾向にあります。

こういった「考え方」が思考のクセになっているのです。

それは使いなれた「考え方」(思考のパターン)を採用する「脳の性質」のためです。

「脳」には変化を嫌う性質があります。

新しいことに「チャレンジ」 するよりも、使いなれた考えを採用した方が「省エネ」だと判断するのです。

そして問題なのは、これが「無意識に判断されている」ことです。

なぜ問題なのかと言うと。。。

自分の中に「できなかった」、「やらなかった」ことでおきるネガティブな感覚が、顕在意識(心の中)に残るからです。

フタをして見えなくしても、それは潜在意識の底にたまっていきます。

これは、リュックの中に無駄な「おもり」をたくさん入れながら、そのことに気づかずにいる状態です。

そして、その「おもり」は毎回増えていきます。

でも、身軽に動けない自分は「こんなものなんだ」と思ってしまうから、リュックの存在に気づかないのです。

リュックから「あふれる前」に気がつきたいですね。

「心の反応」を観察する「理由」

いつも無意識的に 「できるかどうか」 で判断しているので、一番大切な「やってみたい!」 気持ちに気がつきません。

たとえば、ショッピングセンターで迷子の女の子が「あなたの目の前で泣いている」シーンを想像してください。

不安で泣いている子を早く「安心させてあげたい」ですが、「子どもにうまく話せるかな?」と躊躇(ちゅうちょ)して声を掛けられないでいます。

「絶対に声かける方が良い!」と感じるのに、どう接したらいいか分からず「声を掛けられない」でいました。

この子にとっては、とても長い時間に感じるでしょう。

「接し方なんでどうでも良いから、早く声かけてあげて!!!」と思いますよね?

本人もそれを感じています。

そうしいる間に時間が過ぎ、お母さんがその子を見つけました。

この瞬間に、声を掛けられない気持ちを押しやって、「お母さんが来たから問題ない!」と声を掛けられない自分を正当化する思考が働きました。

実はこれ、僕の話なんです。

しかも僕はお店の来店客ではなくて、なんと、その店の店長だったんです。

最低ですね。。。

このように「やりたい」気持ちは 自然に起こりますが、すぐに「できない理由」や「自分への言い訳け」が浮かびます。

それを続けていくうちに、その「やりたい気持ち」「鈍感」になっていくのです。

今回は、意図的に意識することで自分の本当の気持ちに気づき、行動の「選択肢」を増やします。

そして自分の行動に変化を起こしていきます。

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〜ちょっと質問です〜
『いま、あなたの足の裏でどんな感覚を感じますか?』

さっきまで感じていなかった「足の裏の感覚」に気がつきましたね。

これは僕の質問によって、意識化されたからです。

これが、意識化することの意味です。

今まで無意識に感じていたことを、 意識することで認識できる ようになります。

心の反応を観察するとは、 心で感じていること を意識にあげることで 感度を上げること です。

あなたが心を感じるのは「どのあたりか」チェックします

〜簡単なワークをしてみます〜

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では、なるべく落ち着いた場所で、行ってください。

一度、肺の中の空気をすべて吐き出してみてください。

そしてゆっくり呼吸をしながら、「心」をどのあたりに感じるか意識してます。

では、頭の上から下にゆっくりと意識をおろしていきます。(自分をスキャナーでスキャンするつもりで)

この時に『心はどこ?』『ここ?』と、頭の中で問いかけながらおろしていきます。

すると「どこか反応するところ」 があることに気がつきます。

それは胸の辺りだったり、鳩尾、お腹の下の方(丹田)だったりします。

『見つかりましたか?』

良くわからなくても大丈夫!

安心してください♪

意識を集中しながら胸に手を当てて、心があるのは「ここだ」と思ってみます

大丈夫です♪ これで進められます。

実際に「心の反応」を観察します

〜簡単なワークをしてみます〜

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まず何か「やってみたいけど、自分には無理!と思うことを一つ決めてください。

そして『その○○は、本当は自分のやりたいことだろうか?』と自分に問いを出してみます。

頭の中で「自分に聴いてみる」のです。

その時の「心の反応」を観察します。

答えを急がずゆっくりと観察します。

『どんな反応がありましたか?』

心は話すことは出来ませんが、「YES」か「NO」かは反応で教えてくれます

もしうまく感じられないと言う人は、 「ボディスキャン瞑想」 をして「心の反応」を観察する 「感度を上げて」 みてください。

ボディスキャン瞑想って?

いや、瞑想は無理でしょう!と思いますよね。

大丈夫、ボディスキャン瞑想は簡単です!

ここで詳しく紹介しているので、ぜひやってみてください。

なぜ「心の反応」を観察すると、自分の「やりたいこと」に気づくのか

自分に問いを投げた時に「YES」と言っている気がするか、「NO」と言っている気がするか

心の反応を観察すると、その答えに気がつきます。

毎回確認することを「心の反応」に 気がつく練習 だと思って続けてください。

どんどん、それが自分の「やりたいこと」、「自分の心」に敏感になります。

「練習」と言っても簡単です。自分に聴いて、観察するだけです。

日常のちょっとしたことから試してください。

練習回数が増えてくると、どんどん「敏感」になってきて、より繊細に感じられるようになります。

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ここまでくると、自分に質問しなくても、無意識に「心の反応」に意識が向くようになって、「やるかどうか」を瞬時(しゅんじ)に判断するようにかわります。

そして、その判断は「後悔しない」自分の決断に「YES」と思える判断です。

いわゆる「直感」が磨かれてくるのです。

「まとめ」

いかがでしたか?

頭で考えると「できるかどうか」が先に来てしまい、「やりたい」よりも「やらない理由」、「出来ない理由」がたくさん出てきます

毎回、自分に問いを発し、「心の反応を観察する」ことで、「自分の内側の感覚」に敏感になります。

これは意識的に探しに行かないと見つからない「潜在意識の中にある情報」をとりにいくことでもあります。

ぜひ、練習をして、直感を磨き「自分の判断」に「YES」と言える人生を歩んでください。

「チャレンジ」に満ちて、未来に向かって「進み続ける人生」を歩んでください。

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この記事を書いた人

北海道のプロコーチのっちです。アドラー心理学をベースにしたコーチングとコミュニケーションを教えています。
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